あなたのイェッタイガーに「センスがない」理由

はじめに

記事タイトルは釣りです。
この記事の主張は「イェッタイガーはセンスがないから入れるな」ではなく、「センスのないイェッタイガーを入れるやつはクソ」です。
決してイェッタイガーがクソだと言うつもりはありませんのでご了承ください。


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そもそもイェッタイガーって何?

イェッタイガーって叫ぶことなんですが、それだけだと伝わらないので以下の動画をみてもらうのが早いと思います。
発祥はともかく、この動画の拡散から一気に広まったような記憶があります。
youtu.be

1番、2番と曲が盛り上がっていくなかで、突然音楽が止まり、ワンマンライブの告知がある。
そして落ちサビからの大サビという一番盛り上がるところに入る「イェッタイガー」。
曲の盛り上がりと発表の嬉しさが相まって、すごく気持ちよさそうですよね。

ゲネラルパウゼ

ところでみなさんゲネラルパウゼという物があることをご存知でしょうか。
まあ知らないですよね。ぼくもこの記事を書くために調べました。

ゲネラルパウゼとは、全部の楽器を休止するクラシックのテクニックです。

音楽用語。管弦楽曲などにおいて,全部の楽器が休止すること。 G. P.と略される。曲の流れを突然止める効果的な技法。 18世紀中葉のマンハイム楽派によって著しく使用されはじめ,ハイドンが特にその効果を好んで用いた。
ゲネラルパウゼとは - コトバンク

無音と言えば、心当たりがないでしょうか。
ライブ中でも無音になるときがありますよね。
特に、ライブの演出としてわざと無音が入る場合。
無音になったときにイェッタイガーを入れて気持ちいいと思っている人はいませんか?
そうです。あなたがセンスのない人です。

無音という意味

音楽において、無音というのはどういう役割を果たすのでしょうか。
それは、音がなり続けるというのが前提の音楽において、あえて無音を入れることで逆に無音でないところが際立つという効果があります。
たとえば、お腹が空いたときに食べるご飯が美味しいというのと同じです。
無音部分でイエッタイガーを入れるということは、1時間行列にならんでやっと料理が出てくるというところで、突然カップラーメンを食べて美味い美味いと言い放つようなことをしているのです。

はた迷惑なセンスの無さ

とはいえ、別にセンスがなくて音楽を楽しめていないのであれば自分だけの問題なので、ただセンスのない人で終わりです。ところでさきほど無音は音楽において無音以外の箇所を引き立てるためにあると述べました。無音でイエッタイガーを入れる人は、自分のセンスがないだけでは飽き足らず、他の人間の「無音」すら奪っているのです。
ライブを楽しむ自由を奪うのかという人もいますが、「ライブを楽しむ自由」というのは「アーティストが伝えるものをどうやって受け取るか」であって「アーティストが伝えようとしたものをぶち壊してもよい自由」ではありません。
アーティストと観客がいて初めて成り立つのがライブなのであって、アーティストが伝えたいものを無視するなら家でやればいいんじゃないですか。

まとめ

センスの無いイエッタイガーというのは、
1.無音という音楽性を楽しむことが出来ず、
2.人様に迷惑をかける
という二重苦でセンスがありません。