KYオタクを憎んでイエッタイガーを憎まず

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最近話題のイエッタイガー論争。
黒崎真音さんがツイートしてまた加熱していますよね。

オタク現場にイエッタイガーが必要なのか不要なのか。
この問題の答えは次々と新しく生まれてくるコールという文化そのものについて言い表すことになるのではないかと思っています。
今日は、イエッタイガーについて考えてみます。

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大前提

イエッタイガーの是非を考える前に、僕が思う大前提を書きます。

曲を聴きたいオタクとコールで楽しみたいオタクはどちらも尊重されるべきだ

「ライブ」というのは曲を聴きたいオタクとコールで楽しみたいオタクがいると思います。
もちろん、両方楽しみたいという方がほとんどじゃないでしょうか。

とはいえ、曲を聴くという行為とコールを入れるという行為はどうしても相反してしまうのです。

大声を出したら音が聞こえなくなるし、静かにしてろと言われたら大声が出せない。当たり前のことですよね。

でも曲を聴きたいオタクとコールで楽しみたいオタク、どちらも尊重されるべきだと思うんですよ。

なぜならば、「コンサート」ではなく「ライブ」だからです。

コールで楽しみたいオタクの98%は、TPOを弁えている

大前提として、コールで楽しみたいオタクの98%は、TPOを弁えています。
いわゆる「空気を読んで」います。

騒げる現場では騒ぎ、この現場はまずいなと思ったらおとなしくしている。

当たりまえながら、バラードにイエッタイガーを入れたりはしません。

曲が聴きたいオタクはだいたい無害

曲が聴きたいオタクは聴いているだけなので基本的に無害です。
曲が聴きたいオタクについては以上です。


悪いのは「空気の読めない」オタクだ

イエッタイガーが許容されている現場でイエッタイガーを入れることはまったくもって厄介ではありません。
じゃあ、悪いのは誰なんでしょうか。

それは、「空気の読めない」オタクです。

現場なんて関係ない、とにかく新しく知ったコールはどこでもやりたい!!!
たとえ神妙な空気になっていてもとにかく叫んじゃう。
そしてこの文章を読んでいても自分のことかもとは1ミリも思わないんでしょうね・・・。

イエッタイガーを叩いているひとも、もう一度考えてみて欲しい

空気の読めないオタクが悪いのはそれはそう。
でも、もう一歩立ち止まって考えてみてほしいのです。

  • fuwafuwaみたいな歌に被せるコールはやっていいんだろうか
  • 間奏だったとしても生バンドで演奏してくれている人がいるときにHi!Hi!しても良いんだろうか。
  • カラオケ音源でも聴かなかったら作曲者に申し訳ないのでは。
  • CD音源に合いの手が入っているコール、オタクの野太い声でやると気持ち悪くない?

そう考えてみるとコールってなんでやるものなんでしょうか。
周りがやっているからやるというのは思考停止にほかなりません。それでは思考停止でイエッタイガーをやっている人と何も変わらないじゃないですか。思考停止でコールをしているのに、他人に空気を読めというほど虫の良い話は無いですよね。

ここまで書いてきましたが、上のやつを全部守ったらそれは「コンサート」になってしまい、お通夜みたいなライブになってしまいます。そんなディストピア嫌ですよね。

だからこそ、演者の伝えたいものや、曲について、現場について、自分のしていることについて考えて考えて考えることが大事なのです。そうやって、周りのファンと、演者と、「作っていける」のがライブの良いところですよね。

一緒に作っていけるという意味だと、黒崎真音さんみたいにきちんと「声に出してくれる」ということは実はめちゃくちゃありがたいことなのかもしれません。

まとめ

  • 悪いのは「空気の読めない」オタク
  • TPOを弁えてイエッタイガーしているひとは叩かれても気にしない方が良い
  • 叩く人も、もう一度コールについて考えてみて欲しい


そして、オタクに必要な能力は

  • 空気を読む力
  • 自分の頭で考える力

なのかもしれません。