2017年2月25日、2月26日に横浜アリーナにてAqoursの1stライブ「ラブライブ!サンシャイン!! Aqours First LoveLive! ~Step! ZERO to ONE!!~」が開催されました。
僕は2月26日だけ、ライブビューイングで参加しました。
すごいライブだったんですけど、AqoursのZEROって結局なんだったんだろうな~ということについて引っかかってました。
僕なりに、ZEROってなんなんだろうなっていうのを考えてみたので書きます。
ひとりひとり、きっと思うところはあると思いますが、いちオタクの戯言だと思って読んでいただければと思います。
ZEROとはμ'sが積み重ねてきた地点である
僕は、ZEROとはμ'sが積み重ねてきた地点であると思います。
それはラブライブ!というコンテンツへの人気だったり、アニメと同じように歌って踊るというコンセプトだったり、9人でのニコ生だったり。
μ'sは1を100に、30を50000にしました。
なにもないところを、全速力で駆け抜けました。
ラブライブ!というコンテンツはもう50000のところにいます。
でもアニメの中で、Aqoursはμ'sと比べちゃダメなんだと気づきます。
「いまいる場所はZEROなんだ」と。
「μ'sと同じことをしてもそれは50000じゃなくて0なんだ」と。
「たとえ自分たちがどんなに高い場所にいたとしても、そんなことは気にせずZEROから走り出さなければならないんだ」と。
ZEROとはいうものの、マイナスだってあり得る
ZEROってきくと、失敗しても何もおきない、底のように感じます。
でもこのZEROはマイナスがあります。
Aqoursのメンバーにはラブライブ!が好きな人が多いですよね。
もし失敗したら、自分の好きなものが壊れてしまう、自分の好きなものを好きな人たちを失望されてしまう、それってめちゃくちゃ怖くないですか。
ZEROなのは当たり前
ZEROだから、ラブライブ!だから、僕はキャラと同じように歌ったり踊ったりすることが当たり前であると思ってしまっていました。でも実際はそんなことはありません。
初めてのワンマンライブで笑顔で歌って踊る。そのことがどれだけ大変なのでしょうか。
歌詞ってそんなに簡単に覚えられなくないですか。
ダンスって笑顔で踊り続けられるものなんでしょうか。
緊張しているのに笑顔で居続けられるんでしょうか。
μ'sのある声優さんは、緊張したときどうしたら良いですかという質問に、「緊張してしまっても身体が勝手に動くまで練習する」って言っていました。
たぶん、笑顔の裏には相当な練習があったのではないでしょうか。
特に、2日目の「想いよひとつになれ」で、キャラと同じように歌ったり踊ったり(ピアノを弾いたり)することって当たり前じゃないんだと気付かされた人も多いはずです。
でも、当たり前じゃないんだと思わせてしまった時点で負けなのかもしれません。あのシーンは感動はしましたが、美談にはしてはいけないと思います。
たしかにZEROから1になった。
たしかにZEROからたった1でも進んだように思います。
ZEROにするのだって大変なのに、さらに1だけでも、Aqoursとして進んだんです。
ラブライブ!というコンテンツ、Aqoursというユニット、恐ろしいですよね。
これからもラブライブ!サンシャイン!!は面白い展開になりそうですよね。